Discord通知ガイド
卓ピタとDiscordを連携して、セッション確定やリマインドを自動通知する方法を解説します。
目次
1. Webhookとは?
Webhook(ウェブフック)は、あるサービスから別のサービスへ自動でメッセージを送る仕組みです。
LINEの通知をイメージしてみてください。友だちからメッセージが届くと、スマホに通知が来ますよね。Webhookもそれと同じで、卓ピタで何かが起きたとき(セッションが確定されたなど)、Discordのチャンネルに自動でメッセージが届く仕組みです。
設定に必要なのは「Webhook URL」という特別なURLだけです。このURLをDiscordで発行して、卓ピタに貼り付けるだけで連携が完了します。
ポイント
Webhook URLはDiscordの「チャンネルの住所」のようなものです。卓ピタがこの住所にメッセージを届けます。プログラミングの知識は一切不要です。
2. 卓ピタのDiscord通知でできること
卓ピタでは5種類のDiscord通知を設定できます。すべてGMが管理する機能です。
セッション確定通知
GMがセッション日時を確定すると、日付・時間帯・メモ(シナリオ名など)を含む通知がDiscordに自動投稿されます。メンバーが卓ピタを開かなくても、Discordで確定情報を確認できます。
未回答リマインド
カレンダーをまだ入力していないメンバーがいる場合、Discordで定期的にリマインド通知を送信します。通知頻度は「毎日」「3日ごと」「7日ごと」から選べます。
全員回答完了通知
卓のメンバー全員がカレンダーを入力し終わったら、Discordに通知が届きます。「全員の予定が揃ったので候補日を確認しましょう!」というお知らせです。
セッション前日通知
確定済みセッションの前日に、リマインド通知がDiscordに届きます。「明日はセッションです!」という事前通知で、うっかり忘れを防げます。
セッション当日通知
確定済みセッション当日の朝に、リマインド通知がDiscordに届きます。「本日はセッションです!」という当日通知で、準備の最終確認ができます。
3. Discord側の準備(Webhook URLの取得方法)
まず、通知を届けたいDiscordサーバーのチャンネルでWebhook URLを発行します。 サーバーの管理者権限(または「ウェブフックの管理」権限)が必要です。
サーバー設定を開く
Discordサーバーの名前をクリック(スマホの場合はサーバー名の右の「...」メニュー)して、「サーバー設定」を選択します。
「連携サービス」を開く
左側のメニューから「連携サービス」(英語版では「Integrations」)を選択します。
「ウェブフック」を選択
「ウェブフック」(英語版では「Webhooks」)をクリックします。
「新しいウェブフック」を作成
「新しいウェブフック」ボタンをクリックして、新しいWebhookを作成します。名前は「卓ピタ通知」などにしておくとわかりやすいです。
通知先チャンネルを選択
「チャンネル」のドロップダウンから、通知を届けたいチャンネルを選びます。「#日程調整」や「#セッション通知」など、専用チャンネルを作っておくと整理しやすくなります。
「ウェブフックURLをコピー」をクリック
作成したウェブフックの詳細画面にある「ウェブフックURLをコピー」ボタンをクリックします。クリップボードにURLがコピーされます。
注意
Webhook URLは「チャンネルの住所」です。このURLを知っている人は誰でもそのチャンネルにメッセージを送れてしまうので、信頼できる人以外には共有しないでください。万が一漏れた場合は、Discordの設定画面でWebhookを削除して新しく作り直してください。
スマホ(Discordアプリ)の場合
Discordスマホアプリからも設定できます。サーバー名の横の「...」メニューから「設定」を開き、「連携サービス」→「ウェブフック」と進んでください。手順はPC版と同じです。
4. 卓ピタでの設定方法
Webhook URLを取得したら、卓ピタに設定します。設定方法は2つあります。
Aデフォルト設定(プロフィール画面)
プロフィール画面で設定するWebhook URLは、GMをしている全ての卓に適用されます。最初にこちらを設定しておくと便利です。
画面下部のナビゲーションから「プロフィール」タブを開きます。
「Discord Webhook(デフォルト)」の入力欄に、コピーしたWebhook URLを貼り付けます。
「保存」ボタンを押します。
「テスト送信」ボタンを押すと、Discordにテスト通知が届きます。正しく設定できたか確認しましょう。
B卓ごとの個別設定
卓ごとに異なるDiscordチャンネルに通知を送りたい場合は、卓の設定画面から個別にWebhook URLを設定できます。
卓の詳細画面で「設定」タブを開きます。
「Discord通知(この卓)」の入力欄に、その卓専用のWebhook URLを貼り付けます。
「保存」→「テスト送信」で動作を確認します。
URLの優先順位
卓ごとの個別設定(方法B)が優先されます。個別設定がない卓では、プロフィールのデフォルト設定(方法A)が使われます。
例:3つの卓のGMをしている場合
- ・卓A:個別URLあり → 卓Aのチャンネルに通知
- ・卓B:個別URLなし → デフォルトのチャンネルに通知
- ・卓C:個別URLなし → デフォルトのチャンネルに通知
おすすめ
1つのDiscordサーバーで複数の卓を管理している場合は、「#卓A-通知」「#卓B-通知」のように卓ごとにチャンネルを分けて、それぞれ個別設定(方法B)するのがおすすめです。1つの卓だけなら、デフォルト設定(方法A)だけで十分です。
5. リマインド設定の詳細
Webhook URLを設定したら、リマインド(自動通知)の設定を行います。設定場所は2箇所あります。
デフォルト設定(プロフィール画面)
「自動リマインド(デフォルト)」セクションで設定します。ここで設定した内容は、新しい卓を作成したときの初期設定として適用されます。
卓ごとの設定(卓の設定タブ)
卓ごとにリマインド設定をカスタマイズできます。卓の「設定」タブの「自動リマインド」セクションで変更してください。
各設定項目の説明
未回答リマインド
カレンダーを1セルも入力していない(全て未入力)のメンバーがいる場合に、Discordにリマインドメッセージを送ります。
通知頻度:「毎日」「3日ごと」「7日ごと」から選択。卓の雰囲気に合わせて選んでください。
推奨設定:セッション頻度が高い卓は「3日ごと」、のんびりペースの卓は「7日ごと」がおすすめです。
全員回答完了通知
未回答リマインドをONにすると表示される設定です。全メンバーのカレンダー入力が完了したタイミングで通知します。
推奨設定:ONにしておくと、候補日を確認するタイミングがわかるので便利です。
セッション前日通知
確定済みセッションの前日にリマインド通知を送ります。
推奨設定:ONにしておくと「明日セッションだったの忘れてた!」を防げます。
セッション当日通知
確定済みセッション当日の朝にリマインド通知を送ります。
推奨設定:ONにしておくと、当日朝に最終確認の通知が届きます。前日通知と併用するのがおすすめです。
通知時刻の設定
卓ごとに通知を送信する時刻(0〜23時、JST)を設定できます。初期値は朝9時です。プロフィール画面でデフォルトの通知時刻を設定しておくと、新しい卓を作成したときに自動で適用されます。
おすすめの初期設定
- ・未回答リマインド:ON(頻度は「3日ごと」)
- ・全員回答完了通知:ON
- ・セッション前日通知:ON
- ・セッション当日通知:ON
この設定なら、メンバーへの催促・候補日の確認タイミング・セッション前日&当日のリマインドがすべて自動化されます。
6. 通知テンプレート(カスタムメッセージ)
卓ごとにDiscord通知にカスタムメッセージを設定できます。シナリオの雰囲気に合わせた通知を送りたいときに便利です。
設定方法
卓の「設定」タブを開きます。
「通知テンプレート」セクションを開きます(折りたたまれている場合はクリックして展開)。
各通知タイプ(セッション確定・前日・当日)ごとに、カスタムメッセージを入力できます。
「テンプレートを保存」ボタンを押して保存します。
設定できる項目
カスタムメッセージ
通知に追加するメッセージを自由に入力できます。例:「キャラシを準備してね!」「持ち物:筆記用具とダイス」など。
ポイント
- ・テンプレートは卓ごとに設定できます(プロフィールのデフォルト設定ではなく、各卓の設定タブから)
- ・3つの通知タイプそれぞれに異なるメッセージを設定できます
- ・テンプレートは空欄でもOKです。設定しない通知タイプは通常の通知が送られます
7. セッションメモと通知
確定セッションに入力したメモは、すべてのDiscord通知に自動的に含まれます。
メモが表示される通知
- ・セッション確定通知
- ・セッション前日通知
- ・セッション当日通知
活用のポイント
セッションメモに「シナリオ名」「集合時間」「持ち物」などを入力しておくと、確定時はもちろん前日・当日の通知にもその内容が表示されます。メンバーがDiscord上で通知を見るだけで必要な情報を確認できるので、別途連絡する手間が省けます。
メモの入力方法
セッション確定後、候補日タブの確定済みセッション欄にあるメモボタンから入力できます。確定後でもいつでも編集可能です。詳しくはGM向けガイドをご覧ください。
8. スレッド・フォーラムへの通知
Discordのスレッドやフォーラムチャンネルの特定の投稿に通知を送ることもできます。Webhook URLの末尾にスレッドIDを追加するだけで設定できます。
設定方法
スレッドIDを取得する
Discordで通知を送りたいスレッドまたはフォーラム投稿を開き、右クリック(スマホの場合は長押し)して「リンクをコピー」を選択します。URLの最後の数字がスレッドIDです。
例:https://discord.com/channels/123/456/789012345678 の 789012345678 がスレッドID
Webhook URLにスレッドIDを追加する
通常のWebhook URLの末尾に ?thread_id=スレッドID を追加します。
例:https://discord.com/api/webhooks/XXXX/YYYY?thread_id=789012345678
卓ピタに設定する
スレッドID付きのURLをそのまま卓ピタのWebhook URL欄に貼り付けて保存します。テスト送信で動作を確認してください。
活用例
- ・フォーラムチャンネルの「日程調整」投稿に通知をまとめる
- ・卓ごとのスレッドに分けて通知を整理する
- ・既存のスレッドに通知を追加して、話題を1箇所に集約する
注意
Webhookの送信先チャンネルとスレッドは同じチャンネル内にある必要があります。異なるチャンネルのスレッドIDを指定すると通知が届きません。
9. よくある質問(FAQ)
Q. テスト送信しても通知が届きません
以下を確認してください:
- ・Webhook URLが正しく貼り付けられているか(先頭や末尾にスペースが入っていないか)
- ・URLが
https://discord.com/api/webhooks/で始まっているか - ・Discordの通知先チャンネルがミュートされていないか
- ・Discord側でWebhookが削除されていないか
Q. メンバー(GM以外)もWebhookを設定できますか?
Discord通知の設定・送信はGMのみの機能です。メンバーはWebhookを設定する必要はありません。GMが設定すれば、Discordのチャンネルに参加している全員が通知を確認できます。
Q. 1つの卓に複数のWebhookを設定できますか?
1つの卓につき設定できるWebhook URLは1つです。複数のチャンネルに通知したい場合は、Discord側の「チャンネルフォロー」機能を使って、通知チャンネルの内容を別のチャンネルに転送する方法があります。
Q. Webhook URLを変更したい場合は?
プロフィール画面または卓の設定画面で、URLを書き換えて「保存」を押すだけで変更できます。URLを空にして保存すると、通知を無効化できます。
Q. Webhook URLが漏れてしまった場合は?
Discord側でそのWebhookを削除し、新しいWebhookを作成してください。新しいURLを卓ピタに設定し直せば、古いURLからの送信は完全に無効になります。
Q. Discordサーバーの管理者権限がありません
Webhookの作成にはサーバーの管理者権限、または「ウェブフックの管理」権限が必要です。サーバーの管理者にWebhookの作成を依頼するか、権限を付与してもらってください。
Q. 通知テンプレートはどこから設定できますか?
GMが卓の「設定」タブにある「通知テンプレート」セクションから設定できます。卓ごとに異なるカスタムメッセージを設定でき、セッション確定・前日・当日の3種類の通知にそれぞれ設定可能です。
Q. セッションメモはDiscord通知に表示されますか?
はい、確定セッションに入力したメモは、セッション確定通知・前日通知・当日通知のすべてに自動的に含まれます。シナリオ名や集合時間などをメモに入力しておくと、メンバーがDiscord上で確認できて便利です。
Q. フォーラムやスレッドに通知を送れますか?
はい、Webhook URLの末尾に ?thread_id=スレッドID を追加することで、特定のスレッドやフォーラム投稿に通知を送れます。詳しくは「8. スレッド・フォーラムへの通知」をご覧ください。